2015年 7月 25日
汗にご注意!「補聴器乾燥器」ご使用のお勧め
補聴器を装用していて汗をかいたら耳や頭と共に、補聴器の汗を早め良く拭き取ります。その場合できれば帰宅時か夜は必ず乾燥ケースや乾燥器に入れます。耳穴型もそうですが、耳かけ型で特に注意したいのは、電池ドア内部とその周辺の汗も拭き取ることです。ティッシュペーパーや布でふきづらい時は、面棒を使って良く拭き取りましょう。
この電池ドア内部に汗が溜まっていると、電池と電極等がショートして補聴器が動かなくなったり、汗が内部に入り込んで電極含めて心臓部であるアンプ部分を腐食させ、故障の原因になる場合があります。
乾燥ケースを使っている場合は乾燥剤の劣化に注意しましょう。使用可否を示すマーカーや乾燥剤粒の薄紫色に変わっている時は交換してください。このまま使っていると乾燥剤に溜まった水分が補聴器に入り込んで故障する場合もあるので、この季節は特にこまめにチェックします。
最近は乾燥剤の交換の要らない乾燥器があります。乾燥器は電気で動き温風対流で通常の半分と短時間で乾燥でき、紫外線ランプを内蔵しているので除菌もできるので清潔にお使いいただけます。またタイマーがついているので自動的に電源が切れます。パソコンをお使いの方はUSBポートからの電源供給も可能です。
下の写真は、お客様にも好評で当店お勧めのフォナック社D-Dryという乾燥器です。