2016年
4月
19日
スターキージャパン主催の新製品等の発表会に出席したのでお知らせします。
今回の新製品はクアッドコアによる世界初のツインコンプレッサー搭載の新プラットフォーム「Synergy」採用で、従来と比べ5倍の処理能力を持ち、会話音以外の音楽などの音情報も重視して開発されています。
音声と音楽それぞれ独立したコンプレッサー(圧縮器)で正確に処理します。独自の音楽処法式を開発し、ミュージックエンハンスメント機能でより音楽を音楽らしく聞かせてくれるそうです。フィードバックキャンセラー(ハウリングキャンセラー)、指向性機能、周波数変換などの定番機能も性能アップされています。
下記2ラインナップが2016年4月25日より新発売されます。
(1)スターキーMuse(ミューズ)
耳穴型(IIC,CIC,ITC,ITE)、RIC、BTEのフルラインナップで、価格ランクはエクスクルーシブ(最高級クラス)、プレミアム(高級クラス)、スタンダード(中級クラス)、ベーシック(普及クラス)、エコノミー(廉価クラス)の5クラスと豊富です。耳かけ型の電池は全て312。
(2)スターキーHalo2(ヘイロー2)
こちらは中継器なしにスマートフォンで電話はもとより、音量、音質、プログラムを変えたりをアプリ上から行えるRICタイプの現行Haloの次期バージョンで、価格ランクはエクスクルーシブ(最高級クラスi2400)、プレミアム(高級クラス、i2000)、スタンダード(中級クラス、i1600)の3クラスとなります。電池は13のみ。
★いつでもご試聴できます、ご試聴予約もお問い合わせフォームをご利用いただけます。
2016年
2月
05日
好評のオーティコン社最新半導体チップ「イニウムセンス」を搭載した、高度・重度難聴用耳かけ型補聴器の新製品がリリースされました。
★★★ご試聴予約うけたまわります。「お問い合わせ・ご予約」フォームもご利用願います。★★★
〔1〕ダイナモ
13電池のBTEとしてはクラス最大出力、強力なハウリングコントロール”イニウムハウリングシールドSP”、聞こえない音声帯域を聞こえる帯域にコピーして言葉の理解・聞き取りの改善につなげる独創的な機能”スピーチレスキュー”を搭載しています。
またどの人工内耳との併用(バイモーダル補聴)した場合でも最適な補聴器となるよう、フィッティングソフトだけでなく専用ツールなども用意されています。
高度・重度難聴の方が新しい補聴器への移行をスムースにする、個別化ツールやフィッティングツールも用意されています。
価格ランクはダイナモSP10、ダイナモSP8、ダイナモSP6、ダイナモSP4の4種類から選択できます。
〔2〕センセイSPプロ|センセイSP
お子様用高度・重度難聴用強力補聴器のセンセイSPプロとセンセイSPが新発売されました。13電池を使用してクラス最高出力で、〔1〕の機能に加え実耳の音響特性を反映させる”イージーRECD”フィッティングツールが使え、LED搭載、防塵・防水、低アレルギー素材使用などよりお子様の様々なニーズにお応えします。
〔3〕プラスパワー
半導体チップ”イニウムセンス”搭載の「アルタ2プロ」、「アルタ2」、「ネラ2プロ」、「ネラ2」、「リア2プロ」、「リア2」に、耳かけ型のさらなるパワータイプのプラスパワーが追加になり、適合聴力は最大105dBHL位をカバーします。
2015年
10月
27日
フォナックジャパンの「フォナック ワークショップ2015秋」に出席しました。
ここでは現行フォナックベンチャーシリーズのRICタイプ耳かけ型(オーデオV、RITE)と標準タイプ耳かけ型(ボレロV)に、耳穴型(バートV)が追加され紹介されました。これで概ねフルラインナップとなります。
今までのIIC、カナル、ハーフシェル・フルシェルの他に、CICタイプでワイヤレス通信機能を持つ「V-10 O」と10A電池でカナルタイプより小さく装用が目立ちにくく(ミニカナル)、2マイク搭載(指向性)「V-10」の2機種も追加されました。さらにIIC,CICにはプログラムスイッチが標準装備されました。
さらに耳穴型用クロス補聴器「フォナック クロスⅡカスタム」も発売されます。いずれも受注開始しており、11月2日出荷可能とのことです。
★ベンチャーシリーズのご試聴承っています。サイトからも予約できますのでご利用下さい。
2015年
10月
05日
下記内容で、ジーエヌリサウンド社「最新型補聴器特別研修会」がありました。
1.リサウンド・リンクススクエア症例等
スタンダードクラスのリサウンド・リンクススクエア5も加わり、フルラインナップとなった最新型補聴器の具体的な症例報告や販売事例の紹介がありました。
2.新型スラッシュベントの紹介
補聴器の前後を結ぶ管であるベントは通気だけでなく、音響的に重要な役割があります。様々な形状と大きさが各社から考案されていますが、耳穴型補聴器では特にこのベントの検討がかかせません。
今回のスラッシュベントと命名されたベントは、従来のホールベントの長さを約50%短くし、等価的に直径を大きくし尚且つベントの音口近くの約50%部分をカットしたり細くすることで、外耳道への接触面積や接触圧を減らし、こもり感を改善したり装用感をアップする為に考案されました。従来からある段ベントも同類です。
左がスラッシュベント、右は同じ耳型で作成した一般的なホールベントの例です。
2015年
10月
01日
本日、日本補聴器販売店協会関東支部「平成27年度秋の研修会」に出席しました。
研修会A 「JIS改正について」日本補聴器販売店協会関東支部主催
講師:日本補聴器工業会 舘野 誠 氏
今年4月補聴器のJIS規格が15年ぶりに改訂され、その詳しい解説がありました。
補聴器の安全性や耐久性に関する規格と音声に近い試験信号を用いた補聴器の測定方法の
2つの新しいJIS規格も紹介されました。
研修会B 「補聴器業界における各種提出書類」
日本補聴器技能者協会主催、日本補聴器販売店協会関東支部協賛
講師:日本補聴器技能者協会 福澤 理 氏、柴田 治 氏
認定補聴器技能者試験受験願書、診療情報提供書報告書、認定補聴器専門店更新等申請に
ついての記入方法についての解説がありました。
2014年
10月
25日
10/21、日本販売店協会東京都部会主催の補聴器勉強会に出席しました。
補聴器メーカーから講師を招いて下記テーマの講演がありました。
1.「両耳間通信機能について」フォナック
2.「雑音抑制、指向性、ハウリング抑制等について」ジーエヌリサウンド
3.「試聴貸出時設定の留意点」オーティコン
若い補聴器技能者の方も多く出席され、熱心に聞いていたのが印象的でした。
2014年
10月
25日
21014年ジーエヌリサウンド秋季セミナーがあり10/19出席しました。
1.リサウンド・リンクスについて
リサウンド・リンクス9と7に、このほど77タイプ(標準)と88タイプ(パワー)のBTEが追加されました。
最近、補聴器メーカー各社が写真の様に補聴器をダミーヘッドマイクに装着してその出力をオーディオアンプを介して、複数のヘッドホンで聞き手に届けるようなデモを行うことが増えてきました。ダミーヘッドマイクは廻りの複数のスピーカーから音声や騒音を再生して、その補聴器の機能の効果などを確認するものです。手持ちのスマートフォンやポータブルオーディオ機器からの再生音もテスト音源に使っていました。
2.下記2点の特別講演もありました
1)「シニアこそiPhoneを使うべき・・・慣れれば簡単、毎日をより生き生きと過ごすための魔法の道具」
ITジャーナリストの林 信行氏より様々な具体例を提示したiPhoneの活用術等が紹介されました。
2)「おもてなしの心を伝えるために」
ANAビジネスソリューション㈱の講師の方から接遇等についての講義がありました。
2014年
5月
26日
先日ジーエヌリサウンドから新製品が発表され発売になりました。
外耳道内レシーバータイプの「リンクス9」はレシーバーが4種類選べるので、難聴の方の9割をカバーできるとのことです。
同社では初めての高域周波数を低域方向に圧縮するサウンドシェーバーなどの機能を搭載した新チップを使用しています。
もちろんプレミアムクラス価格帯にふさわしく高性能・高機能です。ユニークなのはアップル社のiPhone/iPad/iPodと直接つながり、専用アプリで補聴器のボリューム調整やプログラム切替といった操作ができたり、電話は元より音楽を補聴器から楽しんだり、フェイスタイムやスカイプでも聞き漏らしなく会話が楽しめるそうです。
また7m程度の距離であって補聴器の電源が入っていれば失くした補聴器を探す機能があります。電源が入っていなければ最後に電源が入っていた場所をiPhone/iPad/iPodのGPS機能で地図表示できます。
2014年
1月
29日
スターキージャパン社の新製品発表や講演会がありました。その中から新製品について紹介します。
1.ジーノクラシック(Xino CLASSIC)
RIC(外耳道内レシーバー)タイプのロープライス製品で、フィードバックキャンセラー、ノイ ズマネージメント、ダイヤル式ボリュームを搭載した製品。30、70、110の3機種。
2.アリエス(ARIES)
ロープライスの補聴器。フィードバックキャンセラー、ノイズマネージメント、4チャンネル 4バンド、アナログボリューム付。ITC,ITE,BTEの3形態。
3.3シリーズ フルラインナップ化
BTE13にスタンダードとパワープラスが、RICには50ゲインとアブソリュートパワーが、オトレンズやビーンズも加わりフルラインナップになりました。
☆ビーンズ312(3シリーズ)
今までCICタイプは一番小さい10A電池を必ず使っていました。小型のRICがない時は、小さく目立たない補聴器の代名詞であったCICですが、電池寿命が早いのが難点でした。今回CICより少し小さいスターキー社ビーンズが312電池が使えるので電池の持ちが良くなりました。これはスターキー社の得意とする耳穴型で、部品の小型化や部品配置の工夫で実現しています。
下記写真は312を使う通常のカナルサイズ
下記写真は今までの10A電池使用のビーンズ
下記写真は312電池を使ったビーンズで、全く大きさが10A使用時と変わりません。
5.T2コントローラー
日本のみの発売で1万円以上のワイヤレスリモコンが多い中、¥5,000(税別)と低価格で使い易さを追及された製品で、DTMFトーンを使っています。
2013年
10月
31日
オーティコン社(デンマーク)の新製品が発表になりました。
1.「ネラプロ、ネラ」
最新半導体チップ“イニウム”を搭載し既に好評で2月発売開始のプレミアムクラス「アルタプロ、アルタ」の下のミドルクラス機種「ネラプロ、ネラ」が新発売になりました。
上位機種同様のハウリング防止機能“ハウリングシールド”は、逆位相信号を作って打ち消すだけでなく、周波数を10Hzシフトする等の処理を併用しより多くのハウリングマージンを得ています。
音源定位がし易くなり騒がしい環境や複数の会話の聞き分けがしやすくなる機能、“音空間認知機能アドバンス“(ネラプロのみ)も搭載しています。
またフィティングソフトにも、ユーザー個々人に対する聴感、聞き取りなどに的確かつより早く対応・調整できる“ユーマティックアドバンス”機能があります。
ユーザーニーズと使用環境によって、自動でより適切な指向性モードに切り替わる“フリーフォーカスアドバンス“も搭載されています。
試聴器入荷しましたのですぐご試聴できます、このページ上の「お問い合わせ」からでもご予約できます。
2.「センセイプロ、センセイ」
最新半導体チップ“イニウム”を搭載した子ども用補聴器「センセイプロ、センセイ」が新発売になりました。子供が成長するに付けより良い音環境を提供するとのコンセプトの元に開発されました。
大変有用な新機能に“イージーRECD(Real-Ear-to-Coupler Difference:実耳カプラー差)”があります。(「センセイプロ」に搭載、スターキー社も同様な機能を持つ製品が既にあります。)
子供は成長が早く大人より外耳道が小さいので、その時点でのより適正な利得が得られやすいようにと開発された機能です。専用治具とフィッティングソフトとで測定されそのデータがフィッティング利得に反映されます。
さらに強力なハウリングシールド機能だけでなく、ハイエンド補聴器同様に周波数帯域上限も10kHzとしています。またリニアとノンリニア補聴器の利点を合わせたより自然なきこえの“スピーチガードE”機能もあります。
また、イヤーモールドの正しい装着可否をLEDの表示具合で知らせる“スマートフィットトレーナー”機能も搭載されています。
コストパフォーマンスの優れた補聴器です。試聴器入荷しましたのですぐご試聴頂けます。このページ上の「お問い合わせ」からもご予約願います。
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